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大腿外側(太ももの外側)の痛みについて

こんにちは!スタッフTです!

今回は大腿外側の痛み(太ももの外側)についてお話させて頂きます。

太ももの外側が痛い、または常に違和感があるという方はいないでしょうか?
痛くなるの原因は様々です。筋肉痛などであれば一週間もしないうちに症状が寛解するのですが、そうではない場合神経系の問題を疑います。
ちょうど太ももの外側を走る神経は大腿神経と呼ばれていて、何らかの原因で神経を圧迫してしまうと痛みやしびれを引き起こします。
以下の図の左側が大腿神経の走行ラインです。ご覧ください。
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大腿神経は腰椎レベルから出ており、これが大腿前面までに伸びています。この神経が枝分かれして太ももの外側に付く筋肉を支配しているのです。
大元である腰椎に問題がある場合(脊柱管狭窄症やヘルニアなど)は神経が絞扼された部位より下に影響が出ます。これが太ももの外側が痛くなる原因となるのです。また、腰椎レベルの問題であるため腰痛なども一緒に持ち合わせている場合が多いでしょう。


さらに腰痛を長く放置すると、動きをかばうので大腰筋や腸骨筋、縫工筋など骨盤レベルに付着する筋肉が固まるのでこれも大腿神経を圧迫してしまう原因にもなります。

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もちろん痛みによって固まってしまった太ももの外側を緩めるのも痛みを緩和させるのに重要ですが、それだけではなく腰部や神経を絞扼しやすい筋肉をゆるめるためのマッサージやストレッチなども併用していかないとなかなか痛みや違和感を失くすのは今回の考察からすると難しいと言えると思います。

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